じゅうべいスタイル

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じゅうべいスタイル

服装

和装について

wasouEPL1.jpg和服は40を過ぎた頃から着始めました。
武道をやっていることもあり、実際に刀を差した士はどのようだったろうかなどと考えたときに、たまたま母が祖父の着物を出してきて着たのがきっかけだったように思います。
祖父の着物は良いものがあるのですが、さすがに裄(袖丈)が短い、でも和服ってかっこ良いなと思いました。そこで、いろいろ調べ男の着物では有名な早坂伊織氏の「男の着物大全」にたどり着きました。そして、男の着物がどのようなものかを予習し、浅草にある「男の着物・ちどりや」さんを訪ねました。最初に手に入れたのは木綿の長着と細めの袴(茶席などで着けられる野袴風のもの)、それからネットでいろいろ調べ「クレイン」さんにサマーウールを使った袖無し羽織を作ってもらえないかと相談し作ってもらいました。履き物は浅草の「長谷川」さんで雪駄を買い、あとは着るだけです。
初めて正月以外に着物を着て出かけたときはさすがに緊張しました。
周りの視線がびしびし刺さってきます。しかしそれは「なにこれ?」というような批判的なものではなく、「和服ってかっこよい」というような羨望混じりのもののように感じ、とても気持ちよい感じでした。その後オークションで求めたお召しの羽織の背紋を変えてもらったり(4,000円で落札した羽織の紋を入れ替えに12,000円掛かる)、化繊の見栄えがよいものを購入したりしました。いまでもそんなに多くの着物を持っているわけでもなく、まして高価なものはありませんが、神社で奉納演武をする際は雨でない限り和服で行くようにしています。普段も和服で行動したいところですが、仕事柄なかなか難しいのが現状です。
私は和服を着る際殆どは袴を着けています。最初に着た着物も丈が短く、袴でごまかしたような感じだったのでそのまま、「和服=袴を着ける」という自分のスタイルができてしまったように思います。袴も本袴、武者袴(少し細め)、軽杉(かるさん)袴といろいろあり、普段着っぽく行くときは木綿の着物に軽杉袴か武者袴、ぴしっと行くときは絹や(絹っぽく見える)化繊に本袴という出で立ちですね。
浅草など着物の似合う場所にはやはり着物で出かけたい。「着物で散歩写真」も良いかもしれない。難しいのはカメラをどう持つか、レンズたちをどうするかなんですよね。
写真はOLYMPUS PEN EP-L1にボトムグリップ風に小さな三脚を着け、それを帯に挟んで脇差しっぽく持ってみたところです。ストラップも丸い組紐に換え, 刀の提げ緒のようにしています。思いの外収まりがよいです。

洋装

_NowPrinting.jpg写真のキャプションを入力します。私の年代ですと「アメリカ最高〜」という感じできた時代で、向こうのものはかっこよいというイメージでした。私も小さい頃からローハイドやララミー牧場などをテレビで観てカウボーイスタイルにあこがれていました。そのせいか高校あたりから30歳くらいまではいわゆるウエスタンスタイルが多かったように思います。ウエスタンシャツにジーンズ、ブーツといったスタイルだったように思います。今でも一年の大半をジーンズで過ごしていますが。昔はリーバイス501至上主義だったのに、今はラングラーがメインです。なにより安く履き心地もなかなかよいと思います。ビンテージものやブランドものにはほとんど感心が無く、自分なりのスタイルでかっこうよく着こなせれば良いと思っています。
最近は若い人のファッションをおかしくない程度に取り入れた(ているつもり)格好が多いですね。一昨年辺りから少し流行のアフガンストールは気に入っています。ただ、「腰パン=腰履き」は実用面からも見た目もNGだと思います。あれはかっこ悪い!汚い柄パンをみせてなにが楽しいのでしょう。何かあっても走れないし、・・・うちの息子がそういう格好をしたらおそらくバッとズボンを引き下ろして「これじゃあダメじゃん」とか言いそうです。成績が悪くてもそんなに怒る気はしませんが、そういう格好は・・・・パスです。
スーツを着る機会はサラリーマンから離れてから一年に数えるほどになってしまい、今では襟付きのシャツ+ジーンズ、夏はアロハ(もしくはそんな感じのシャツ)にジーンズが基本で、それにジャケットなどを合わせています。これからも若い人の流行もさりげなく取り入れていけたらいいと思っていますね。